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噛み合わせ治療について2019.01.21

こんにちは。

院長の湯口です。

先週は暴風雪もあり、札幌でもマイナス10°を記録しましたね。

本当に寒い。。。

 

 

 

ちなみに昨日も東京からの帰りの便で千歳空港に着陸できずに上空で1時間ほど待機しておりました。

着陸できて本当に良かった。。。

そんなこんなで先週、先々週と二週連続で別の研修に参加してきましたが、前半の「噛み合わせ研修」で得た内容についてお話しします。

(後半のセミナーについては次回以降お話しします)

 

 

「噛み合わせ」について

過去に歯科治療を受けた患者さまで、

かぶせ物が同じところが何度も外れる、よく虫歯になる、歯が割れるなどのトラブルになることが少なからずあります。

または歯周病と言われていたが最近になって歯がグラグラになってきたところがある、などの主訴もあります。

これらは一見すると、それぞれの原因は細菌による炎症や力によるものなので、そこに対応するような処置を行えば一旦は解決します。

 

しかし口の中というのは歯や歯ぐき、骨や顎関節だけではなく筋肉、神経に至るまで全てが連動して機能しています。

つまりカラダ全体の中で、口腔領域は呼吸・咀嚼・発音・嚥下を司る器官としての一つの大きなシステムで考えなければいけません。

何が言いたいかと言いますと。。。

本来噛み合わせ、咀嚼という行為は接触性の運動から感覚性の運動へと発生してきたという事実があります。

幼児期の「よだれかけ」は咀嚼が洗練されていない横のストロークで噛むために必要なものです。

成長し歯が順番に永久歯に生え変わるにつれて縦のストロークで洗練された自然な咀嚼ができるようになります。

それはまるで補助輪付きの自転車しか乗れなかった子が、ある日一輪車を乗りこなすようになるのと同じような成長の過程です(どこにも接触せずに感覚的に乗りこなす例としてここでは一輪車にしました)。

このように人間のはエネルギー効率の良い洗練された方法を学習し実行できるようになっているんです。

 

ところが、一旦何かの拍子に一輪車から転倒し痛い思いをすると、途端に恐怖心が生まれ、今までのような感覚で乗りこなすことができなくなってしまいます。

するとどうするかと言うと、何かを触りながら、例えば手すりや棒を掴んだ状態で一輪車で立とうとするのです(一輪車に乗ることを辞めない限りは笑)。

 

口の中も同様なことが起こると言われています。

自然なストロークでかつ歯と歯同士がギリギリぶつからないくらいの効率の良い咀嚼ができていたのに、

何かの拍子にアクシデント(歯と歯がぶつかってしまうなど)が起こると、途端に「何かを触りながら」噛もうとします。

つまり感覚性の噛み合わせから接触性の噛み合わせへと変位(後戻り)してしまうのです。

この「何かを触りながら」と言うのが厄介で、歯と歯同士の接触により歯がすり減っていく第一の要因と考えられています(歯ぎしりによる「歯のすり減り」は病的な噛み合わせの状態なのでこれとは意味が異なります)。

 

そこで治療の介入の方法としては二通りに別れます。

①現状の噛み合わせを受け入れてそのままの状態で治療を行う場合

②噛み合わせが楽な位置(本来の生理的な位置)を目指して治療を行う場合

 

①と②は精密な診断の元、どちらにするか決定するべきなんです。

では②はどのように治療するかについてもっと詳しくお話ししたいですが、あまりに長くなりすぎてしまうので今回はこの辺りにしておきます。

難しかったらごめんなさい笑。

 

このように目の前で起きていることだけに囚われずに

俯瞰して診ることが大切だと考えています。

お困りの方はまずは「精密診断」から受診して頂ければと思います。

 

 

 

 

先日のOBI 研修にて。